矯正歯科
当院の矯正歯科の特徴
- 患者さん1人1人に適した治療プランニングを行います。
- 患者さんと二人三脚で治療を行います
- 審美面だけでなく、虫歯、歯周病の予防を目的として行います。
治療の流れ
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矯正相談(無料)
まずは治療する側が患者さんの希望をきちんと理解し、患者さんが納得できるような治療の方針を立てなくてはなりません。
目指すゴール(どうなりたいのか)や、治療期間や費用についての不安など、一つ一つじっくりお伺いいたします。その上で、矯正医が患者さんの口腔内を診査し、検査の時期を判断し、治療の流れや簡単に料金についてご説明させていただきます。矯正相談は無料で行なっていますので、スタッフまでお声掛けください。
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精密検査、資料採り、
コンサルテーション(¥35,000)無料相談後、精密検査を行い、診査・診断に必要な資料を採得します。具体的には、型取り、噛み合わせ、口腔内写真、顔貌写真、レントゲン撮影などを行うことになります。
資料採得ののち、検査結果をもとに、現状の問題点、治療にかかる期間、治療法、抜歯の必要性の有無、使用する装置、最終的な料金、矯正治療の利点欠点などについてご説明をさせていただきます。
矯正治療の流れ
コンサルテーションを行ったのち、ご納得いただいてから契約となります。
契約が終わりましたら、治療を開始いたします。
矯正治療を検討されている
患者様へメッセージ
矯正治療は見た目の改善はもちろんのこと、お口の中の健康、全身の健康のための重要な治療です。
費用、期間はどのくらいになるのか、治療にどれくらいの痛みが出るのかなど、わからないこと、不安なことはなんでもご相談ください。
安心して治療していただけるよう、一つ一つ丁寧にご説明させていただきます。
矯正治療メニュー
- 小児矯正
- 大人の矯正
(ワイヤー矯正・マウスピース矯正) - 部分矯正
小児矯正について
小児矯正の特徴
小児矯正とは6歳から12歳ころまでに行なう歯の矯正のことで、第一期治療とも呼ばれ、成長する力を使って「歯が並ぶ土台」を作る治療です。この時期に歯の並びを正すことは多くのメリットがあります。
乳歯から永久歯に生え変わるこの時期では、頭部や顎の骨は絶えず成長・発育しています。歯並びが悪くなるのは、おもに歯の生えるスペースがないことが原因です。
この段階で治療を開始すれば、顎の骨の成長を促すことで、歯の生えるスペースを獲得しやすくなります。
第一期矯正治療
歯列やあごが狭い場合に大人と比べて低いリスクで歯列を広げることが可能です。
今後永久歯が生えてくるスペースをキープするように矯正を行なっていきます。子供は適応能力も高いため、治療後の歯や歯茎、筋肉が早く馴染んでいくのもメリットです。
第一期に矯正を行なうことは正しい顎の成長を促すことでもあり、将来的に歯を抜かなければならない確率を下げることにも貢献します。
また、指しゃぶりや口呼吸などの悪習癖によっても、骨の成長や歯の生え方が変わってしまいます。早期に矯正治療を開始することは、これらの癖を直すことにも繋がります。
第二期治療
第一期矯正治療に引き続いて、永久歯の生え揃った12~13歳以降に行なう矯正を第二期治療と呼びます。
第二期矯正治療は、成人に行う本格矯正とほぼ同じ内容となります。第一期矯正治療で成長の誘導を行っても解決できない問題が残る場合は、第二期治療での改善が必要となります。
矯正治療は年齢を問わず治療は可能ですが、年数が重なっているほど歯やお口の中に蓄積されている問題は多く、矯正治療を開始する前にまずはその問題を取り除口必要があります。口腔内の状態を安定後、矯正治療が開始となるため、治療期間が通常よりも長引いてしまいます。
どんな治療にも言えることですが、子供の時に発覚した歯の問題は、子供の時に解決しておくことで、成人してから歯を失うリスクを減らすことができます。
小児矯正を開始するのに適した年齢
各患者さんの成長には個人差がありますが、永久歯が生え始める小学校1年生前後(6歳前後)が目安となります。
小児矯正の必要性
個人差がありますが、小児期・成長期に顎顔面の成長をコントロールすることで、成人してから矯正するよりも少ない侵襲で治療を行うことができます。
メリット
メリット:前述の通り
デメリット
小児矯正は取り外し式の装置が多く、毎日の管理も必要となってきますので、ご本人とご両親の協力が必須となります。また、程度の差はありますが、痛みを伴うことがあります。
治療期間
個人差があります。ご相談ください。
大人の矯正(ワイヤー矯正)
について
大人の矯正の特徴
成人矯正とは、顎の成長発育がほぼ終了し、全ての歯が永久歯になった方への矯正治療です。
成人矯正の大きな目的のひとつとして、審美的な面での改善があります。歯並びを綺麗にし、咬み合わせを整えます。乱ぐい歯、八重歯、開咬、出っ歯や受け口、深いかみあわせを治すことが可能です。
歯の動くしくみは子どもも大人も変わることはありませんが、歯の動くスピードは成長期の子どもよりは少し遅くなります。
また、子どものように顎の成長を利用した治療はできないため、歯を並べるスペースを作るための抜歯の可能性も高くなります。
成人の矯正治療のメリット
大人の方はご自分の意思で矯正治療を開始されますので、お子様よりも治療に前向きに取り組んでいただける傾向にあります。その結果、治療がスムーズに進み短期間で終わるケースがあります。
お口の中の徐々に歯並びが整っていくのを楽しみにされながら、ご自宅でのケアや通院をきちんと行っていただけることが大人の矯正のメリットではないかと思います。
大人になっても気になる歯並びは治せる?
年齢制限はありませんが、顎の骨はすでに成熟してしまっているため、子供に比べて歯が動くのに時間がかかることがあります。
また、子どものように顎の成長を利用した治療はできないため、歯を並べるスペースを作るための抜歯の可能性も高くなります。
20代の方だけでなく、歯を支える骨(歯槽骨)や歯肉が健康な状態であれば、40~60代でも成人矯正治療は可能です。
抜歯と非抜歯について
抜歯になるケースとならないケースの違い
矯正治療開始時に行う検査の分析結果により、叢生がきつい(歯の重なりが大きい)ケースや、並べたい歯が理想の傾きよりも逸脱している場合、抜歯が必要になる可能性があります。
大人矯正のメリット・デメリット
メリット
歯並びが綺麗になることにより、口元やお顔全体のラインが改善されます。そのほか咬み合わせの改善や発音機能も改善できます。また歯並びを改善することにより、日々の歯ブラシなどのセルフケアが容易になり、う蝕や歯周病の予防治療にも大きく貢献します。
デメリット
矯正治療は保険外診療となるため、全額自己負担となります。患者さんによっては治療が長期にわたることがあります。歯を動かしたり、骨の成長をコントロールする際の痛みや、金属やプラスチックの装置が口腔内の粘膜を刺激して一時的に痛みが出ることもあります。
歯に直接ブラケットを装着し、ワイヤーで歯を動かす場合、見た目に影響が出るほか、ブラッシング時にも注意と工夫が必要となります。
利用する矯正装置の種類
- マルチブラケット装置
- インビザライン(マウスピース矯正)
治療の流れ
相談→検査→コンサル→契約→治療開始
歯並びの乱れによる身体のトラブル
矯正治療は歯並びだけを改善するものと思われがちですが、口元全体のプロファイル(横から見た顔だち)も美しくなります。
矯正治療終了時の患者様の写真を見ると、その笑顔は喜びと自信に満ちています。患者さんのすばらしい笑顔を見ることが、私たちの最終的な目標であり、一番の喜びです。歯並びやかみ合わせ口元の感じなどが気になる方は、お近くの専門医にご相談下さい。
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虫歯・歯周病への影響
歯並びが悪い場合、どんなに頑張っていても毎日のケア(歯磨き)が難しい部分が出てきます。取り残した汚れの中の細菌が、虫歯や歯周病を引き起こす原因になります。
咬み合わせや歯並びによっては、いつも口が開いてしまい口で呼吸をしている人も多く見受けられます。口呼吸の場合、口の中の乾燥傾向が強くなり、虫歯や歯周病になりやすい状態になってしまいます。
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咀嚼機能・発音への影響
歯並びやかみ合わせが悪いと、上下の歯でしっかり噛合っている場所が少なくなるため、物を噛んだりすり潰す効率が悪くなります。物をしっかりと咀嚼することで、胃腸への負担を軽減でき、肥満の防止にもつながります。
また、上下の前歯がかみ合っていなかったり、かみ合わせが逆だったりすると、特定の音が発音しにくいことがあります。矯正治療で歯並びと噛み合わせを整えることにより、咀嚼機能の向上が期待できます。
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顎関節症・肩こりや全身への影響
口が開けづらくなったり、肩や首がこるなどの症状は、顎関節症に起因することがあります。顎関節症は、たくさんの原因が重なりあって生じます。
主な原因として、1.咬合の異常、2.生まれ持った顎や顔のゆがみ・顎の関節の成長不全、3.歯ぎしり・くいしばり、4.精神的なストレスなどが挙げられます。
矯正治療で歯並びや噛み合わせを改善することで、顎関節症の予防や症状の緩和が期待できる可能性があります。
矯正治療中に気をつけること
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虫歯
矯正歯科治療中で取り外しのできない矯正装置をつけている場合は、歯ブラシの毛先が歯に当たりにくいために、食べかすやプラークが残りやすい状態になります。
矯正治療期間中に汚れを残したままにしておくと、装置の周りからむし歯や歯肉の腫れ(歯肉炎や歯周病)を引き起こすことも稀ではありません。
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クリーニング
当院では、矯正治療のみでご来院される患者様にも、必ず定期的なメンテナンスを受けていただくようお願いをしております。
矯正治療を行う上で、どんなに気をつけてケアをしていても、細かな部分には汚れが蓄積し、歯石やステイン(着色)が沈着してきます。また、それに伴い虫歯もできやすくなります。
仮に虫歯や歯周病治療が必要になった場合、矯正装置を取り外してむし歯や歯周病の治療を優先して行笑なければなりません。このため、矯正治療期間が長くなってしまうことにもつながります。
取り外しのできない装置を付けている患者さんは特に、通常の歯ブラシのみでは装置の周りの細かい部分にどうしても汚れや食べかすが残ってしまいます。歯ブラシに加え、タフトブラシやデンタルフロス、歯間ブラシを併用してケアを行うと効果的です。
定期的なメンテナンス・クリーニングを受けていただくことで、複雑な装置がついたお口の中も清潔に保つことができ、疾患の早期発見・治療を行うことが可能になります。
マウスピース矯正について
取り外しのできる薄型のマウスピースを段階的に取り替えながら歯ならびの治療を行う治療方法です。
目立たないこと、また、食事の際や歯磨きの際、装置を外していれば普段と変わらないというメリットがありますが、適応症に限りがあり、すべての方が治療できるわけではありません。
1日のうちの装着時間が決められていますので、患者さんご自身で管理していただく必要があります。
マウスピース矯正の装置の種類・特徴
当院では、インビザラインシステムによるマウスピース矯正を行っています。
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世界1100万人が使用する実績
基本的に年齢の制限はありません。子どもから大人までご使用いただけます。インビザラインは、これまでに世界で1100万人を超える実績があります。
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お口の中のトラブルを起こしにくい
段階的に歯を動かしながら歯並びを矯正するので、痛みが少ないことが特徴の一つです。また、マウスピースはオーダーメイドで患者さんの歯に合わせて作製を行いますので、装着時の違和感がほとんどありません。
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変わらない日常生活
必要な時には取り外すことができるので、装置に食べ物が詰まる心配が無く、治療中も普段通りに食事ができます。通院は1~2か月に1回程度で、定期的に担当医師による治療の進行具合を確認を行います。
マウスピース矯正で歯列矯正が
可能なケース・不可能なケース
ワイヤーを使った通常の矯正治療の場合と同様の適用範囲と考えられています。ただし、担当医の治療方針、使用する装置の種類等によって対応できる範囲が異なります。詳しくはご相談ください。
マウスピース矯正の治療期間
年齢の制限はありません。ただし、歯の成長・発育が終了している場合は、歯の移動が円滑でないため治療期間が長くなることもあります。
マウスピース矯正治療の流れについて
相談→検査→コンサル→契約→治療開始
部分矯正について
部分矯正の特徴
主に前歯のみを対象とした矯正治療のことを指します。全体の歯並びが気になるというよりも、部分的に気になる方、矯正治療を行ったことがあるものの、後戻り(歯並びが元に戻ってしまうこと)してしまった方などに向いている治療法です。
あくまで部分的な矯正治療となるため、噛み合わせなどの改善はできません。
部分矯正の装置の種類
- マルチブラケット装置
- インビザライン(マウスピース矯正)
部分矯正で歯列矯正が
可能なケース・不可能なケース
個人差がございますので、ご相談ください。
部分矯正の治療期間
個人差がございますので、ご相談ください。
部分矯正治療の流れについて
相談→検査→コンサル→契約→治療開始