インプラント
当院のインプラント治療の特徴
- 周囲の健康な歯への負担が
ほとんどありません - ご自身の歯と同じ感覚で
噛むことができます - 自然な見た目で、審美性に優れています
当院で使用しているインプラントの種類
京セラ FINESIA
特徴.1:国産メーカー『京セラ』製インプラント
日本製インプラントのため、安心して使用いただけます。
欧米人と比較して顎骨が小さい日本人の解剖学的特徴に最適化した設計となっています。
特徴.2:荷重の方向に配慮した設計
インプラント周囲骨の加重方向に対する配向性の効果が期待できるスレッド形状により良好な骨質を獲得できます。
特徴.3:長期安定
荷重の分散により骨吸収を抑制することによりインプラントの機能的・審美的な長期安定に期待ができる。
インプラント治療の
メリット・デメリット
メリット
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周囲の健康な歯への負担が
ほとんどありません
失った歯を補う方法として他に、ブリッジ、もしくは義歯による治療があります。
いずれも周囲の歯を支えとして利用する方法になり、そのために周囲の歯を大きく削って被せたり、金具をかけるために歯の一部を削らなければならないケースがほとんどです。インプラント治療の場合、独立した人工の歯根を埋入することになりますので、周囲の歯を傷つけることはほとんどありません。
(上下のスペースが不足している場合、稀に対合となる歯を調整する場合があります) -
ご自身の歯と同じ感覚で
噛むことができます
ブリッジによる治療の場合、少なくとも3本分の応力を、2本で支えることになりますので、支えの歯にかかる負荷が大きくなります。また、被せ物は連結したものになるため、単独の歯と比較すると感覚もやや異なってきます。
義歯による治療では、その噛む力は天然の歯の30%までに低下すると言われています。
また取り外し式となっており、金具部分や人工の歯肉部分(床部分)の異物感はどうしても出ることになります。インプラント治療はこれらと比較し、チタン製の人工の根を骨に埋入・結合させることで、単独でしっかりと力をかけて噛むことができます。歯を支えるための余計な部分もなく、構造としては天然の歯に限りなく近いため、異物感なく使用していただけます。
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自然な見た目で、
審美性に優れています
インプラントは、ブリッジや入れ歯とは異なり、独立して歯を再建するため、連結部分や金具などがなく、天然の歯と見た目がほとんど変わりません。(歯肉の状態、欠損状態により異なります。ご相談ください)
デメリット
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手術が必要
インプラント治療では、あごの骨にインプラントを埋め込むための手術が必要になります。
高血圧、糖尿病、骨粗鬆症など、全身疾患をお持ちの方や、薬を服用中の方、妊娠中の患者様など、治療が難しいケースもございます。 -
治療期間
インプラント治療では、チタン製の人工の歯根(インプラント体・フィクスチャー)を顎骨に埋入する手術を行います。
インプラント体が顎の骨と結合するまで、3~6ヶ月を要し、その後上部構造(被せ物やインプラント体との連結部分)の作製に入ります。
抜歯後にインプラント治療を行う場合、抜歯窩の治癒を待ってからの埋入となるため、更に期間を要することとなります。 -
保険適用外であること
インプラントは原則的に保険適用外治療となるため、一般的な保険適用での歯科治療と比較し、全額患者様負担となるため、治療費が高額になります。
当院では、術前カウンセリングにて、費用や支払い方法についてもご説明していますので、不安なこと、わからないことがございましたら些細なことでもご相談ください。
インプラント寿命について
インプラントはご自身の歯のように違和感なく使っていただける素晴らしい治療法ですが、整形外科領域で頻用される人工関節などと同様、あくまでも人工物となります。
世界でも有数なインプラントメーカーによる実験では、10年後のインプラント生存率は98.8%と言われています。
ただし、これはしっかりと定期的なメンテナンスを行った場合です。定期的なメンテナンスの受診がない場合や、歯周組織に悪影響を及ぼすような生活習慣がある場合は、インプラント周囲炎を引き起こして膿が出たり、最悪の場合脱落する可能性もあります。
インプラントが
難しいケースについて
免疫不全
免疫不全の方や、免疫機能に低下が見られる方は、インプラント体が骨と結合できない可能性が高いため、注意が必要です。免疫疾患であるリウマチ、天疱瘡、膠原病などにかかっている方が服用しているステロイド薬が影響しており、リスクが高いと言われています。
糖尿病の患者様
糖尿病の方は免疫力の低下により傷が治りにくく、歯周病や感染症へのリスクが高いだけではなく、骨の治癒やインプラント体と骨との結合に影響を及ぼしリスクが高いとされています。
仮に埋入が行えた場合でも、術後インプラント周囲に問題が生じやすくなります。ただし血糖値が適切にコントロールされていて、手術に対するリスクが少ないと判断されればインプラント治療が可能になる場合もあります。
血液疾患
白血病や血友病などの血液疾患がある方は、出血を伴うインプラント手術は禁忌とされています。
心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中を
起こしてから6ヶ月以内
心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中を起こしてから6ヶ月以内は、インプラント治療は基本的に行いません。
6ヶ月以上経過していても、服用している薬によって注意が必要な場合があります。
放射線治療中の患者様
特に顎骨に放射線を受けている方は、インプラント治療により顎骨骨髄炎を起こす可能性があります。また、放射線治療により唾液の分泌量が低下することがあります。
唾液の分泌が少なくなることにより、感染リスクは高まり、特に厳密に管理する必要のあるインプラント治療はおすすめできません。
顎骨の厚み・幅の不足
インプラント治療には、一定の骨の厚みが必要です。レントゲン・CTの結果によりこの厚みが足りないと診断された場合、インプラントを埋め込むために、他の部位の骨を移植する方法や骨再生治療を先に行います。
こうして十分な骨の厚みを確保できれば、インプラント治療が可能です。
骨粗鬆症
骨粗鬆症なると歯槽骨ももろくなってしまうため、手術が難しくなります。また、骨粗鬆症の薬(ビスホスホネート系薬剤など)を服用中の方は、インプラント治療、抜歯などの外科処置は原則行うことはできません。
高血圧症
高血圧症の方でも、血圧のコントロールがなされていればインプラント治療は可能です。ただし、血圧を抑える薬を使用していると、止血がしにくくなる可能性もありますのので、かかりつけ医の先生との連携が必要になります。
重度の歯周病
重度歯周病の方は、まず歯周病に対する治療や、必要な部位の抜歯から行う必要があります。インプラントの管理は天然の歯以上に注意が必要なため、まずお口の中の環境改善を行い、セルフケアが十分な状態からのスタートになります。
歯ぎしり、食いしばり
極端な歯軋り、食いしばりをされる方は、インプラントや天然歯に対し過度の負荷がかかるため、予後が悪くなる場合があります。